恐怖の廃校 ~3~
この不気味な廃校で、まだ春花は瑠璃を驚かすつもりでいた。
和彦と梨絵、賢治と美佐、博人と良子達がそれぞれ入ってきた頃を見計らって―――。
しかし、肇にこっそりと打ち明けると肇は嫌がった。
「こんなところでやるなよ!
もし、本物が出てきたらお前どうするつもりだよ。」
「そんなの実際いるわけないじゃん。私、信じてないし―――。」
「じゃあ、お前一人であいつら脅かせばいいだろ?俺は別の場所に行くぜ。」
「ちっ、ちょっ、肇~~。」
春花はその場に一人取り残された。いや、正確には二人。
瑠璃は少し離れた場所に立っていたので春花達のやり取りは聞いていない。
「どうするの?彼、追っかける?」
「ううん、いいわ、あんなやつ。本物にでも出くわせばいいのよ。」
二人はとりあえず今いる場所に一番近い場所の部屋へと入っていった。
そこは普通の教室のようだった。
しかし、使っていない為あちこちにゴミは散乱し、無造作に机や椅子が積まれていた。
そして、机の一つにペットボトルが倒れたまま置かれていた。
中にはまだ飲み物が残されている。
それはまるでついさっきまで誰かが飲んでいたような感じがして春花と瑠璃はブルッと震えた。なぜならそのペットボトルからは雫がポタリポタリと落ちていたからだ。
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コメント
どうなるのか。。。これから楽しみ♪
投稿 k.m. | 2007年9月10日 (月) 16時03分
K.m.さん、コメントどうもありがとうございます。
本当は一話完結で終わらせる予定でしたが、ちょっと長くなってしまいました。
怖い話を書くのは割りと好きなので、少しでも恐怖を味わっていただけたら作者として嬉しいです。
投稿 ペンちゃん | 2007年9月11日 (火) 09時26分